「リースを作ってみたいけれど、材料を全部揃えるのは大変そう…」 そんなふうに思っていませんか?
実は、大掛かりな準備がなくても、手元に「3つの道具」さえあれば、いつでもどこでもリース作りは始められます。
今回は、17年の花仕事の中で私が「これだけは欠かせない」と感じている、リース作りのための三種の定番アイテムをご紹介します。リース用の土台がなくても花を形にする方法など、もっと自由に花を楽しむためのヒントも添えてお届けします。
1.枝もワイヤーも心地よく切れる「クラフトバサミ」
リース作りでは、植物の枝だけでなく、細いワイヤーを切る場面もたくさんあります。
使いやすくて持ちやすくて、切れ味の良いハサミは、花を楽しむための道具として必須アイテムです。
- 選ぶポイント: 事務用のハサミではなく、ワイヤーカット用にも適している「クラフト用」を選ぶのがおすすめです。事務用のハサミでワイヤーカットをしてしまうと刃崩れしてしまいます。
- 心地よさのヒント: 軽い力でサクサク切れる道具があると、30分の制作時間もいっそう楽しく、疲れにくくなります。切りにくさは作業が進みにくいなどプチストレスになることも。私が長く使っている「手に馴染む一本」は写真のようなクラフトハサミです。使用頻度が多いためご家庭で使われる方よりも買い替えが多いですが必ずこちらのタイプのクラフトバサミを使います。(最後に商品紹介しています。)

2.花と土台をしっかり結ぶ「リースワイヤー」
花材をリース台に固定したり、花同士を束ねたり。リース作りにおいて「糸」のような役割を果たすのがワイヤーです。
- 選ぶポイント: 巻きやすく、かつ緩みにくい「26番」前後の細さが初心者の方には扱いやすいです。地巻きワイヤーと言いますが、30センチ程にカットされているワイヤーです。番号でワイヤーの太さが変わりますが、とりあえず最初は26番か28番を1束準備して使ってみると良いです。番号が増えていくとワイヤーの太さが細くなります。
- 心地よさのヒント: 目立ちにくいグリーンのワイヤーを選べば、植物に溶け込んでより自然な仕上がりになります。
リース台がなくても形になる「フローラルテープ」
私がリース台よりも先にこのフローラルテープをおすすめしたいのは、これ一つで「自由な形」が作れるからです。
- 土台がなくても作れる秘密: 紫陽花の小房などをこのテープで繋いでいけば、土台がなくてもガーランド状のリースを作ることができます。
- 選ぶポイント: 伸ばすと粘着力が出る不思議なテープ。お花の色に馴染む「モスグリーン」や「ライトグリーン」や「ブラウン」を一つ持っておくと重宝します。
- 心地よさのヒント: 「土台を買わなきゃ」というハードルを下げてくれる、魔法のような道具です。
お気に入りの道具があると、花仕事はもっと自由になる
道具を揃えるのは、決して「プロのような完璧なもの」を作るためではありません。
- 庭で摘んだ草花を、パッと形にしたいとき。
- 買ってきたお花が少し折れてしまったけれど、リースにして残したいとき。
そんな時に、たくさんの道具がなくてもこの3点が引き出しに入っていれば、すぐに「花と向き合う時間」が始まります。土台があってもなくても、ルールに縛られず、今あるお花で自由に表現することを楽しんでみてください。
【今回ご紹介した基本の道具たち】
【クラフトハサミ】
刃先が細めで細かい作業にも向いています。生花はもちろんワイヤー入りの造花の茎のカット、園芸作業、他にも工作など多用途に使えます。軽くてスリムなデザインも使い心地が良いです。
【地巻きワイヤー26番】
1本巻のリースワイヤーもおすすめですが、カットタイプの地巻きワイヤーはリース作り以外にも使用できるのでおすすめです。26番の太さや細すぎず、太すぎずくらいで万能です。
【フローラルテープ】
花飾りには欠かせないフローラルテープは、引っ張ると粘着力が増し固定したい時やワイヤーの保護などに使います。リース土台がない時でも花に茎のようにワイヤーを巻きフローラルテープで固定し、重ねていくとリースが完成します。テープの種類も様々ですが、花屋でも実際に使用している日本デキシーというブランドのテープが粘着力も良くとても使いやすいのでおすすめです。
リース作りにおすすめの道具を使ったリースの作り方
今回リース作りのために準備しておくと良いおすすめのアイテムを3点紹介しました。
こちらのアイテムを使って、初心者の方でも簡単に作ることができるリースの作り方(動画付き)を紹介しています。ぜひご覧になって、自分だけの愛用ツールを育ててみてください。
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