日差しの中に少しずつ春の気配を感じるようになると、真っ先に触れたくなるのが、ふわふわと愛らしい黄色のミモザです。
「リース作りは準備が大変そう」「センス良く作れるか不安」と思っている方にも、もっと気軽に花と触れ合ってほしい。そんな想いから、今回は下準備から完成まで**30分ほどで仕上がる「三日月(クレセント)リース」**の作り方をご紹介します。
特別な技術はいりません。 ただ「重ねて、巻いていく」というシンプルな工程の中に、私がお花を仕立てる時に大切にしている「きれいに見せるための小さな工夫」を詰め込みました。
動画でも作り方を紹介しています。動画内での花の材料は「造花」を使用して作りましたのでこちらのフラワーレシピも「造花」制作として紹介しています。
お茶を淹れるような穏やかな気持ちで、一緒に春を準備してみませんか。
準備するもの(材料と道具)
- ミモザ(造花):3〜5本
- 葉物:お好みで(今回は「シキミア」を使用しています。)
- 蔓リース土台
- リースワイヤーまたは28番ワイヤー(100円ショップにも有り)
- ハサミ(クラフトハサミがおすすめ)
- 麻紐(フック用の紐なのでなんでもOK、ワイヤーでも可)
- リボン(好きなデザインのリボン何本でもOK)
【無理なく、心地よく形にするためのひと工夫】
100均のミモザを使う場合は、色味の違う2種類など少し雰囲気を変えた花を混ぜると奥行きが出て「高見え」しますよ。
黄色の花の量が少ないかなと感じる花しかなかったら、グリーン系(葉っぱなど)を多めに準備してグリーンの上にミモザを重ねるなどして厚みを出すこともできます。花選びから楽しんでみてくださいね!

【動画でチェック】重ねて巻くだけ!ミモザリースの制作工程
動画では、手の動きや花の角度やカットの仕方など実際に作りながら解説しています。まずは全体の流れを動画で確認してみてくださいね。
動画は8分程で視聴できますのでぜひご覧ください。
ミモザの三日月リース、制作ステップ
材料が揃ったら、さっそく作ってみましょう。
一気に作ろうとしなくて大丈夫です。まずは深呼吸をして、ミモザの黄色を楽しみながら進めていきましょうね。
Step.1:まずは「フック」から
最初に、リースを壁に掛けるためのフックを作っておきます。
麻紐やワイヤーを、リース土台の裏側に通して輪っかを作ります。最初にこれを作っておくと、後から「どこを上にしよう?」と迷わずに済みますし、制作中にリースを持ちやすくなるというメリットもあります。

Step.2:下準備が、美しさを決めます
ここが一番大切なポイントです。
ミモザとシキミアを、手のひらサイズ(10〜15cmほど)のパーツに切り分けておきましょう。
- 小さな束を作る: 切り分けたミモザと葉物をあわせて、根元をワイヤーで軽く束ねておきます。
- 「パーツ」を揃える: 最初にすべてのパーツを揃えておくと、後の工程でリズムよく巻き付けていくことができ、30分で仕上げるための近道になります。

Step.3:三日月をイメージして、重ねて巻く
いよいよ、リース台に花を固定していきます。
- 始まりの場所を決める: 三日月型にするので、リースの全部を埋めようとしなくて大丈夫。土台の半分〜3分の2くらいを使うイメージです。
- 重ねる: 1束置いたら、ワイヤーを2〜3回しっかり巻き付けます。その上に、次の束を「前の束のワイヤーを隠すように」少しずつずらして重ねていきます。
- 流れを作る: 同じ方向に重ねていくことで、風が吹いているような自然な流れが生まれます。花を半分くらい巻いたら、次は中心から方向を変えて巻いていきます。上向と下向きの花の流れができていきます。


Step.4:仕上げのリボンで、あなたらしさを
三日月の終わりの部分まで巻き終えたら、ワイヤーを裏側でしっかり止めてカットします。 最後に、お好みのリボンを添えましょう。
細いリボンを何本か重ねたり、ざっくりとしたリネン素材やサテン素材を選んだり。リボンの選び方ひとつで、ナチュラルにも、少し大人っぽい雰囲気にも表情が変わります。

三日月型をきれいに見せる、私のお気に入りポイント
普通の丸いリースと違い、三日月型は「リース土台の蔓(つる)」が少し見えているのが魅力です。
- 「間」を大切に: びっしり埋めすぎず、土台の自然な質感を見せることで、ボタニカルで抜け感のある雰囲気になります。
- 終わりの「細さ」: 三日月の先端にいくにつれて、少しずつボリュームを小さくしていくと、シュッとした美しいラインに仕上がります。とはいえ私が制作した三日月リースは少し無造作な雰囲気を入れてみましたので、綺麗になりすぎずほんの少しカジュアル感も出してみました。手作りだからこその自由な形も魅力です。
制作に欠かせない、私のおすすめ道具
【クラフトバサミ】花屋で愛用されているこのハサミは、細いワイヤーも枝もサクサク切れるので手が疲れにくいです。工作など細かい作業でも使いやすく、生花や造花などにも幅広く使用できるので1本持っていたら大活躍します。

【リース用ワイヤー】リース用のワイヤーで、グルグル巻いていく作業がやりやすいです。太めのしっかりしたワイヤーで続けて巻いていく作業は安定して使いやすいです。

【地巻ワイヤー28番】細めのカットされているタイプのワイヤーです。生花にも造花にも使えます。28番は細かい作業にも使いやすい細さです。
これから始める方は、まずはダイソーやセリアの園芸コーナーを覗いてみるのもおすすめですよ。
試しに使ってみて、揃えたくなったら本格的なアイテムを揃えてみてもいいと思います。
リース土台やワイヤー、はさみなどの道具は、ダイソーやセリアにもあるのでそちらで大きさや質感を実際に見てみるといいです。
はさみは私も愛用しているクラフトハサミがとても扱いやすく切れ味も良いのでワイヤーカットなど手の負担も軽減されおすすめですが、100円ショップなどで試しに使用してみて実際にハンドメイドを楽しんでみてからでも良いと思います。
おわりに
今回は、造花で30分ほどで完成する春を明るく楽しむ「三日月ミモザリース」の作り方を紹介しました。いかがでしたでしょうか?
「特別な日の花」も素敵ですが、こうして自分で作ったリースを飾る時間は、日常を少しだけ特別にしてくれます。
ぜひ、動画を止めながらご自身のペースで「自分だけのミモザリース」を作ってみてくださいね。
今回は黄色のミモザで春を感じるリースを作りましたが、『ユーカリの生花を使った、香りに癒やされるリース作り』も紹介しています。ドライになっていく過程も楽しめるユーカリの魅力も、ぜひ楽しんでみてください。



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